ボルダリングってどんなスポーツなのか
ボルダリングはざっくりと言ってしまえばロープを使わない岩登りのことです。もっとちゃんとした定義はあるのですがここでは省きます。今回はボルダリングジム(室内)で人工的に作られた壁を登ることを想定して説明をします。・・・・いきなり山奥の岩登りはしないでしょうから。
ボルダリングの魅力とは
誰でも気軽にできる
世界中にスポーツは400種以上あるといわれますが、ボルダリングの魅力はなんといっても簡単に始められるということでしょう。
1つ理由を挙げるならば、始めるのに道具を買う必要がありません。また、ムキムキのパワーが無くても、年齢も性別も関係なく楽しむことができるスポーツです。蛇足になりますが室内のジムも多いため、雨にも季節にもとらわれません。
楽しいし、大きな達成感がある
ボルダリングはただ黙々と壁を登ったり降りたりをするのではなく、課題(登るためのコース)があります。
この課題をこなしていくわけですが、ここにゲームのステージをクリアするのような達成感があるのです。
特に今までできなかった課題ができた際の感動はひとしおです。
課題の攻略法も1つではなく人によって千差万別なため同じ課題でも飽きずに続けられます。
運動不足の改善や体型維持ができる
ボルダリングは全身運動なため身体中の普段使わない筋肉を多く使うことからダイエットにも効果があります。
また、普段の生活では鍛えにくい体幹やインナーマッスルなども自然と使われるためか、
ボルダリングをやってしばらく日をおくと体が活性化しているような(軽くなっているような)感覚になったりします。
ボルダリングをやってみよう
まずはやってみる
百聞は一見にしかず、まずは実際にやってみるのが一番いいです。
初めてでもボルダリングジムに行けば店員さんが設備の案内から道具の使用方法、ルールまで教えてくれます。
友達や同僚と行くもよし、もちろん1人でも大丈夫。ちなみに1人でボルダリングをしに来ている人もたくさんいます。
ボルダリングって何を着ればいいの
ほとんどのレンタルで済むボルダリングですが、服は持参する必要があります。
服装が一番の悩みのタネかもしれません。
滑り止めのチョークで汚れるため、汚れてもいいものを選びましょう。
トップス
なんと普通のTシャツでも問題なし。もちろん運動用のジャージでもOK。
気にすべきは次の2点。
@腕をまわしやすいこと
Aぶかぶかしすぎないこと
@は言わずもがなだと思います。
Aは女性特有の問題です。・・・・偏見?ちょっと長りますがご容赦ください。
ボルダリングでは1つの壁には1人しか登れないこともあり、壁を登っている人に視線が集まります。
しかも人の目線より高いところで両手を上げることの多いスポーツです。
すると下から下着が見えていないか気になります。正確にいうと、人は登っている人の真下にいないので見えません。ご安心あれ。
・・・・でも気になります。
そこでオススメなのが、ゆるめのTシャツの下に、ちょっとぴっちりとしたものを着ることです。
具体的に挙げるなら、あればアンダーアーマー。無ければタンクトップのようなものです。
すると汗染みも目立たないし、下着も透けないのでボルダリングに集中できます。
ボトムス
基本的には動きやすければ大丈夫です。
男女ともに最初は長ズボンがオススメです。女性はスカートやショートパンツは止めておいた方が無難。・・・・見えちゃいます。
また、壁を登るためのでっぱり(ホールドといいます)で擦ってしまうことがあるため、高級すぎるものも禁物。
ハーフパンツでも問題ないですが慣れないうちはホールドで擦り傷ができたりするため、初めての際は控えておいた方がいいです。
靴下
レンタルシューズを借りるので必要になります。ボーリングと同じイメージです。
また、店員さんもアドバイスしてくれますが、シューズを借りる際は痛くない程度に小さいサイズを選びましょう。
危なくないのか
ボルダリングはロープを使わないで壁の高さは2〜5mくらいの壁を登ります。それだけ聞くと怖く聞こえるかもですが、
落ちても下にマットがあるので子どもでも大丈夫。実際に小さい子もたくさんいます。・・・・身軽なためでしょう。わたしより上手かった。
ちなみに一番上から落ちても痛くありません。メガネでも大丈夫でした。
ただ、爪は短くしておいた方がいいです。
力が無くてもできるのか
まったく問題なし。たしかにボルダリングって力がいりそう、難しそうというイメージがあるかもしれません。
たまにテレビで見る人って超人に見えますよね。。。
でも、大丈夫。わたしは握力20kg程度の非力な人間ですが、楽しくやっています。
ボルダリングでは力よりもバランス感覚や体勢のコントロール(ムーブといいます)の方が大切です。
費用
最後に気になる費用をざっくりとまとめます。ボルダリングの施設によって詳細は異なりますが参考に。
会員登録料 | 1000円前後(初回のみ) |
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施設使用料 | 1500円前後(フリータイムや3時間制などありますが初めてならば3時間くらいがおすすめ) |
レンタルシューズ | 300円前後 |
滑り止め用チョーク | 500円前後(無くでも大丈夫です) |